「上司の常識は部下の常識ではない」部下のやる気を打ち砕く上司の特徴とは

「部下がなかなか成長してくれない」と悩んでいませんか?しかし、上司の声かけが部下の成長を妨げている原因かもしれません。「できる上司」と部下から尊敬されている人は、「ポジティブな言葉がけ」を意識していることが多いようです。

部下の意欲を下げる言葉と、向上させる言葉を見ていきましょう。

「上司の常識」は、部下の意欲を下げる原因

東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査2018(養命酒)』によると、部下が上司から言われて「疲れが倍増した言葉」のトップ3は、以下の通りでした。

続きを読む

1位「常識でしょ」/「当たり前でしょ」(24.4%)
2位「前にも言ったよね?」(23.9%)
3位「まだ終わらないの?」/「仕事遅いね」(21.0%)

1位の「常識でしょ」は、悪気なく使ってしまう人も多いでしょう。上司にとっては、「それくらい知っといてくれよ」と軽い気持ちで投げかけた言葉かもしれませんが、部下は「常識を知らないダメなやつ」というレッテルを貼られたと思い、落ち込むようです。

「上司の常識」は、「部下の常識」ではありません。自分の常識を盾にして、部下の成長を促そうとするのは避けたいところです。また、矛盾した言い回しも部下の意欲を下げる原因になります。「自分で考えて」と伝えたのに、「勝手にやるな!」と怒りだすのは、部下のやる気を下げる上司によく見られることです。

「とりあえず褒める」はNG

部下のやる気を上げるために、「褒める」のは有効です。しかし、褒めることのデメリットを知らないと、逆効果になることがあるので注意しましょう。

たとえば、「上司に褒められるために仕事をする」というリスクが挙げられます。上司の顔色を伺って仕事をする部下は、いわゆる「指示待ち人間」になる可能性も。また、褒められても出世しないという状態が続くと、部下の自信を奪ってしまうことも考えられます。

「とりあえず褒める」のは、実はリスクがあることです。部下が目標を達成したときなど、ここぞという時に褒めてあげましょう。普段は、部下の気遣いなどに対して「ありがとう」と伝えるだけでも十分です。「自分の行動をちゃんと見てくれている」と部下が感じられれば、仕事のモチベーションは自然と高まります。

また、部下が前向きになる言葉を日常的にかけていると、上司は信頼されやすくなります。部下を注意するのも上司の仕事ですが、信頼されている上司からの注意に対しては、部下はしっかり耳を傾けてくれるでしょう。

「できる上司」は、ポジティブな声かけをしている

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。

あわせて読みたい

LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。