ママにとって、子どもはどちらの性別でも愛しいもの。それなのに、周囲からの言葉にヘコんでしまうこともあるようです。そこで今回は、子どもの性別にまつわるママたちのエピソードをご紹介しましょう!男女の組み合わせごとの悩みもあわせてお伝えします!

男3人の育児中ママがヘコんだ周囲の言葉

国立社会保障・人口問題研究所」の調査では、1980年代から現在まで女の子を多く望んでいる夫婦の割合が増加傾向にあることが示されています。その影響のせいか、男の子を多く育てているママに厳しい言葉を投げかける人も。3人兄弟を育てているママが、実際に言われてヘコんでしまった言葉を挙げてもらいました。

・「女の子は本当にいいわよ」
・「女の子ができるまで、もう1人がんばってみたら?」
・「3人目も男の子で、がっかりしたんじゃない?」
・「男の子がかわいいのは小さいうちだけ」
・「全員同じ性別だと3人目はラクラクだよね」。
・「大変だからやせたんだね」

どれも、ママの気持ちや苦労を勝手に推測しているものばかり。こんな言葉を耳にすると、「出産や育児は本当に大変なのに、簡単に『もう1人』といわないでほしい」「今は楽しく育児しているのに、思春期や結婚後の不安をあおらないで」と思うのも無理はないでしょう。

女3人を生んだママに待ち受けていた試練

続いては、女の子を3人出産した後、姑から信じられない発言をされた女性のエピソードをご紹介しましょう。ある女性が1人目の女の子を出産したあと、すぐに姑から「もう1人作りなさい」という要望を受けました。その要望通り、年子で2人目の女の子を出産。しかし、姑の表情は暗かったといいます。やがて、2人目も女の子だったことに納得しなかった姑は3人目を強要。ところが、またしても女の子という結果でした。

3人目を出産したばかりの女性に、姑は「女を3人も生んでどうするのよ」と信じられない言葉を投げかけたそうです。さらに、これ以上子どもを産まないために不妊手術をするよう勧めてきました。結局、女性は言われるがまま不妊手術を受けることに。「男の子を産めなかった」という罪悪感もあったのでしょう。

この話は、今から35年ほど前の話。決して大昔にあった出来事ではありません。子どもの性別を強要され続けたうえ、出産直後に不妊手術を勧められた女性の精神的苦痛は、想像を絶するものだったでしょう。

男女の組み合わせによっても大変さが異なる