子供との時間をたくさん持てるようにと駄菓子屋を始めたねこねこむさん。現在、小学校3年生の長女が、小学校2年にあがったばかりのある日のこと、長女が学校から持ち帰った手紙で、自分がPTAの学級委員に当たったことを知らされます。「自営業の人は当たりやすい」って聞いていたけど、まさか自分がやることになるとは…、と愕然。

ちなみに学級委員とは、学校によって多少の違いはあるけれど、基本的には自分の子のクラスの保護者の代表として、学校で行われる様々なイベントの準備や進行などを行う係。人前に立ったり、誰かと協力して何かをするということが少々苦手なねこねこむさん、「PTAは大変」と噂に聞いていたこともあって、「ああ、やりたくない…。」と夜も眠れないほどの不安にさいなまれます。

しかし、すぐにPTA総会の日がやってきて、正式に学級委員として任命され、PTA総会で同じような境遇の保護者がたくさんいることを知り、「当たったものは仕方ない。1年間頑張ろう。」と腹をくくります。

1学期の保護者会の緊張して震えっぱなしの自己紹介で幕を開けた学級委員生活。2学期になると、親子イベントや運動会といった行事が多くなり、準備のための委員の集まりも増えてきます。委員の集まりは、夜に開かれることが多く、仕事で夜遅いご主人をあてにできないねこねこむさんは、2人の子どもを祖父母に預けての参加になります。ばたばたと祖父母の家に行く準備をしている横で、のほほんと遊ぶ長女と、眠くてなかなか動こうとしない次女…。思わず「準備しろ―!」と叫んでしまったり。

特に大変だったのは運動会です。事前の役割分担の打ち合わせに、前日の会場設営、当日の準備に運営に後片付け…。とにかく時間をとられます。これに自分自身の家族のためのお弁当の準備に場所取り、子どもの世話、後片付けが加わって、もういっぱいいっぱい。

それでも何とか1年間をのりきったねこねこむさん。「いろいろあったけれど、学校のこともよくわかってよかった。」と、この1年間のPTA活動を前向きに考えることにします。

そして、無事小学校の学級委員の任期を終えた今年の春。幼稚園に入園した次女が、先生からのお手紙を持ち帰ります。「何だろう?」とお手紙に目を通した次の瞬間、目に飛び込んできたのは、「幼稚園の学級委員をお願いします。」という文章。

わあああああ~!!!!!!!(心の叫び)

…ということで、今年も1年、PTA活動を頑張ることになってしまったねこねこむさんなのでした。

【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記!

お子さんとの時間を増やしたいという思いから駄菓子屋を始めたママ、ねこねこむさんと2人のお子さんの育児日記。珍事件続出の駄菓子屋ねこねこむさんの育児は、笑いあり涙あり、でもやっぱり笑っちゃう毎日です。

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