株主の中には株主優待の一環として株主優待割引券がもらえることを楽しみに待っている人も多いことでしょう。株式投資家といっても、中にはこれが目的でその株の銘柄を買っているという人すらいるぐらいです。

その一方で、実際は株主優待を手にして使おうと思っていた金券だったのに、意外と使いきれなかったということもあるのではないでしょうか。そんな時には、チケットショップに持ち込んで、買取してもらうのが一つの手段といえるかもしれません。

株主優待割引券を買取してもらうことを考えるならなら、チケットショップで常にある程度安定した価格で買取してもらうことができる金券がいいというのは多くの方の意見ではないでしょうか。そこでおすすめなのが「クオカード」です。株主優待割引券としてクオカードを扱う企業は多いので、ぜひこれを機にクオカード狙いを考えてみてはいかがでしょうか。

株主優待でクオカードを扱う企業の注意点

クオカードは自社製品を提供する企業に比べて、コストがかかるという上場会社も多いかと思います。自社製品を提供する企業の場合、売価で○千円分と表示するものの、実際は原価で考えるとそれほど高くないということもあるでしょう。

たとえば、株主優待で人気のお食事券を取り扱った企業の場合、自社の食事を提供してもその原価率は1/3のケースを想定してみましょう。その場合であれば、3000円のお食事券をつけても、実際に企業コストとして1000円しかかかっていないということになります。

クオカードの場合は、1000円分といえば、1000円分まるまる調達することとなります。それでも、自社にそれほど株主を魅了する目玉商品がないとなれば、クオカードなどを使って株主を魅了するしかないということになります。

ですが、それができるのも自社の経営が好調で、経費をまかなえる企業だけといえます。それゆえに一部では「クオカードによる優待は撤廃されすい傾向もあると言われています。そうした可能性を考慮して、クオカードを株主優待で扱う企業の株を買ったら、常に動向はチェックしておく必要があります。

チケットショップのクオカードの扱い

株主優待割引券は権利確定日以降に郵送で自宅に届けられます。チケットショップでクオカードを買取してもらうのはそれからになります。チケットショップでのクオカードの買取価格は額面の100%を割れてしまいますが、ショップによっても多少の変動があるものなので、事前にネットなどで調べておくと便利です。

もうひとつ気を付けたいものに、図柄があるかないかで買取金額が変わるということがあります。たとえば、同じ1000円分としても、プレーンな広告の入っていないタイプのクオカードが95%の買取であっても、会社の広告が入っているタイプのものは94%の買取と価格ダウンするのが一般的です。

これは、クオカードを贈り物に使うことを考えたら想像がつきますね。贈り物需要で金券ショップに来た人は、会社の広告が入っていないものを好みます。また、チケットショップでクオカードを買取してもらうときは、住所や氏名などの個人情報を記入し、身分証明書を提示する必要があります。身分証明書で名前や住所を確認するので、忘れないようにしましょう。

クオカードを買取してもらわないという選択

実はクオカードがこれだけ安定した買取価格になっているのは、クオカードが金券として一定の価値を保ち続けているからです。具体的にはコンビニエンスストア、書店、ガソリンスタンド、ドラッグストアなどで使えます。もし、よくコンビニに行く、書店で本を買うなどの需要があるようなら、自分で利用するのもおすすめです。また、先述のように広告のないものはプレゼントに使っても喜ばれます。

まとめにかえて

株主優待割引券にクオカードを利用する企業は意外と多くあります。中にはかなり利回りのいいものもあるので、いくつか比べてみるといいでしょう。

LIMO編集部