バンダイナムコHDが大爆騰でストップ高! 日経平均株価は反発

【東京株式市場】 2019年7月11日

株式市場の振り返り-薄商いの中で日経平均株価は反発、TOPIXは4日ぶり反発

2019年7月11日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,643円(+110円、+0.5%) 反発
  • TOPIX 1,578.6(+7.3、+0.5%) 4日ぶり反発
  • 東証マザーズ株価指数 917.3(▲2.8、▲0.3%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,660、値下がり銘柄数:429、変わらず:60
  • 値上がり業種数:28、値下がり業種数:5
  • 年初来高値更新銘柄数:81、年初来安値更新銘柄数:7

東証1部の出来高は11億4,081万株、売買代金は1兆7,845億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は減少しています。FRB議長の議会証言の初日が終わりましたが、まだもう1日残っていることもあり、引き続き様子見スタンスが継続されました。売買代金は8日連続で2兆円を割り込む薄商いとなっており、証券会社の業績悪化が懸念されます。

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そのような中、日経平均株価はほぼ終日プラス圏で推移しました。FRB議長の議会証言で利下げ期待が剥落しなかったことで米国株が上昇、その流れを受けてリスクオンモードが強まりました。前場の半ばに一時▲1円安のマイナス圏に沈みましたが、後場の半ばには一時+116円高まで上昇する場面が見られました。その後も高値圏で推移し、そのまま反発で引けました。

なお、TOPIXも同じような値動きとなり、4日ぶりの反発となっています。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は13日連続で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は5,325万株、売買代金755億円となり、いずれも前日より減少しました。相変わらず個人投資家の物色意欲が盛り上がらず、売買代金は13日連続で1,000億円を大きく下回る薄商いとなっています。

また、株価指数も小幅下落ながら反落となり、大型株式市場と明暗が分かれました。終値で900ポイント台を維持していますが、今後の展開は引き続き個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

かんぽ生命が連日で上場来安値更新、日経平均新規採用のバンナムHDはストップ高

個別銘柄では、薄商いにもかかわらず、決算発表を始めとする様々なニュースで大きく変動する銘柄が数多く見られました。

前日に新型ゲーム機販売計画を発表した任天堂(7974)が急騰して年初来高値を更新し、前々日に好決算を発表の吉野家ホールディングス(9861)は連日の急騰となる高値更新となりました。

また、前日に大幅減益のQ1決算を発表した良品計画(7453)は一時▲7%安に迫る急落となりましたが、その後は買い戻され終値は▲2%超安に止めました。

さらに、前日に不適切な保険販売問題で経営陣が謝罪会見を行ったかんぽ生命保険(7181)が一時▲7%安に迫る急落となり、連日で上場来安値を更新しています。なお、親会社に相当する日本郵政(6178)も安く推移して引けました。

その他では、先の3月決算で債務超過に陥った千代田化工建設(6366)の代替として、日経平均株価の採用銘柄として正式発表されたバンダイナムコホールディングス(7832)が+19%超高の大爆騰でストップ高となったのが注目を集めました。

一方で、下馬評では代替採用候補の筆頭だったDMG森精機(6141)は梯子を外された形で一時▲12%安に迫る暴落となるなど、明暗がくっきり分かれました。

新興市場(東証マザーズ)では、ヘリオス(4593)が急落し、メルカリ(4385)も冴えない値動きでした。一方、手間いらず(2477)やウォンテッドリー(3991)が上昇しています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。