2019年3月から国内メーカーの乳児用液体ミルク発売がはじまり、注目が集まっていますね。これまで日本で母乳の代わりといえば粉ミルクが主流。その粉ミルクよりも手軽に使うことができるというのが、乳児用液体ミルクの評判ですが、それは本当なのでしょうか?

そこで今回は乳児用液体ミルクのメリットやデメリット、活用が期待されるシチュエーションのほか、国産液体ミルクのメーカーごとの違いなどをご紹介します。

液体ミルクのメリットとは?

1.手間が少ない

乳児用液体ミルクのメリットといえば、なんと言っても手間がかからないこと!

そのまま赤ちゃんに飲ませられる濃度のミルクなので、哺乳瓶に移しかえるだけで準備が完了します。海外ではペットボトル型が販売されていて、移しかえる手間さえなく、専用の使い捨てニップル(哺乳瓶用飲み口)を取り付けるだけの簡単さなんです。

粉ミルクのように濃度や温度の調節が必要ないので、育児がはじめてというママやパパにも手軽に使えますよね。

2.保存が簡単

粉ミルクも常温保存が可能ですが、一度封を開けてしまうと品質が気になりますよね。

でも乳児用液体ミルクは100~200ミリリットル入りといった、飲みきれる容量のものが多く、開封しなければ半年から1年常温保存が可能です。これなら品質を気にせずに使用できます。

3.荷物が減る

粉ミルクを入れるときには、粉ミルクと哺乳瓶以外に、熱いお湯や湯冷ましが必要になってきます。

家の中ならあまり気になりませんが、外出先での授乳となると荷物が重くて大変という悩みも。しかも粉ミルクを持ち運ぶときには、小分けするという手間も必要になります。

でも乳児用液体ミルクなら、液体ミルクと哺乳瓶の用意だけですむので手軽です。

液体ミルクのデメリットとは?