ブリュッセルの「小便小僧」

ベルギーの首都・ブリュッセルにある「小便小僧」。世界遺産に登録されている広場「グラン・プラス」からゆっくり歩いて5分程度です。地元では「ジュリアン坊や」「ジュリアン君」と呼ばれて親しまれています。

意外なほど小さい(?)小便小僧の像

小便小僧を見た人からは、SNS等でこのような声が上がっています。

「ちいさすぎてみつけるのが大変だった」
「想像していたものより小さかった」

小便小僧を初めて見た人が驚くのが、身長55cm、体重は17kgというかなり小ぶりなサイズ。訪れた人は、小便小僧と一緒に写真に納まろうとしますが、小さいためなかなか難しいそうです。

そのうえ、小便小僧がいる場所は、建物の影になるようなちょっとわかりづらい場所になっています。他の観光客がいなければ、見逃してしまうかもしれません。

意外と人気者の小便小僧

見た目が小ぶりで見るとその小ささにがっかりしてしまうといわれる小便小僧ですが、実は世界中から「これを着て!」とばかりに衣装が贈られてくるほどの人気者でもあります。

というのも、小便小僧は、国家的な記念日や特別な機会に服を着ることがあり、その際に「公式着付け係」が服を着せるのです。年間で130日ほど衣装を着用している日があり、服を着ている小便小僧が見られたらラッキーなのだとか。

世界中から贈られてきた数百種類の服は「小便小僧の衣装ミュージアム」に並んでいます。日本からも過去に複数プレゼントされたことがあるようで、消防士のコスチュームなどが展示されています。