先ほどのケース以外にも、大企業で働くうえで不満を抱えている人は少なくありません。一体どのような不満を感じているのでしょうか。具体的な内容をみてみましょう。

・同期が多い分、競争が厳しくなる
・転勤しなければならない
・昇進できないと社内に居辛い
・部署ごとの役割がきちんと決まっているため、社内外との接点が少なくなる

先ほどの体験談では、同期が多いことで「仕事の相談ができる」というメリットが挙げられていました。しかし、昇進を狙う者同士の競争が激しくなるというデメリットも存在するようです。「早く部長にならなければ」「同期に先を越された」という焦りに繋がることもあるでしょう。

そのほかにも、転勤や部署ごとの役割の明確さなど、大企業ならではの悩みを抱える人は多いようです。

まとめ

終身雇用が保証されているとは言い切れない現代において、「入社して数年で転職する」というケースは珍しくないのかもしれません。誰もが羨む大企業でも、実際に働いてみると「転勤したくない」「もっと多くの人と関わりたい」といった気持ちが湧き出てくることも。「大企業を辞めるなんて…」と思ってしまいがちですが、きっと本人にしか分からない悩みもあるのでしょうね。

LIMO編集部