子どもが小学生になり、親の出番もだいぶ減ってきたと思いきや、新年度になると毎年やってくるのがPTAの役員決め。

「年度初めの懇談会は役員が決まるまで終わらない」「PTA役員をめぐってワーキングママと専業主婦ママの間に溝ができた」など、SNSでは「PTA鬱」なんて言葉が生まれるほど、保護者の心を憂鬱にさせるPTA役員ですが、実際のところどうなのでしょうか。

そこで今回は、PTA役員を実際に経験した人の後悔した話ややってみたら意外と楽しかったという体験談を集めてみました。

PTAってそもそも何のこと?

PTAは「Parent-Teacher Association 」という英語の略で、日本語で表すと保護者と教職員による教育サポート組織(団体)ということになります。支援の対象は、すべての園児・児童・生徒で会員には含まれていません。また、PTA活動はあくまでボランティア。営利を目的としておらず、運営の仕方や活動内容はその学校によって様々です。

また任意加入の団体であり、加入の義務はありません。仮に脱退したとしても、すべての子どもたちが支援対象になっているので、親が脱退しているからPTAの支援が受けられないというようなこともないのです。

そうはいっても、子どものことを思うとPTAに入会しないという選択はなかなか選べないというのが実際のところ。PTA会員となれば、その中心となってPTAを運営する役員の仕事も子どもが学校に通っている間に一度くらいはやらないといけないという保護者も多いようです。

PTA役員をやって後悔したエピソード