会社員として働く人の中には、終身雇用崩壊に対する備えとして本業以外で収入をつくろうと思っている人もいるでしょう。その場合は、個人で稼ぐ力を身に着けることをおすすめします。

個人で稼ぐことができれば、万が一失業に遭ったとしても収入が0になることはありません。そこで今回は、個人で稼ぐ力を身に着けたい人がやるべきことを中心に紹介します。

働き方が変化し始めている…

2019年、経団連会長やトヨタ自動車社長が終身雇用を守り続けることが難しいという旨の話をして話題になりました。厚生労働省が2019年3月に発表した「モデル就業規則」にも従業員の副業を規制しない旨の文言が載っており、今後は本業以外の仕事(=個人)で稼ぐスキルを身に着けることが大事といえそうです。

しかし、そうは言っても個人で稼ぐスキルをどのように身に着ければよいか気になっている人もいるはず。次の章ではどんなスキルを身に着けた方がよいか紹介します。

個人で稼ぐために大事なのは「仕事を獲得するスキル」

いくら技能スキルがあっても、仕事を獲得できなければ収入が発生しないからです。逆に言えばスキルが少し不足していても仕事を獲得するスキルがあれば報酬を得ることは可能といえます(もちろん、クライアントが求める最低限の技能スキルは必要です)。

自身で仕事を探したり仕事を募集しているクライアントに書類を送ったりする時は、下記のことを意識すると仕事を獲得しやすいかもしれません。

1.自身が持っているスキルとマッチしている仕事を探す

高いスキルを持っていても応募先が求めているスキルとズレがあると、仕事を獲得することは難しいです。クライアントが応募者に求めているスキルを見極めながら、求人を探しましょう。「難易度が高いスキルを持っている=仕事がたくさんある」とは限らないため、ご注意ください。

2.自己PRの仕方を応募先によって変える

自己PRの仕方を応募先によって変えるのも大事です。自分の中でアピールポイントだと思っても応募先によってはアピールにならないケースがあるからです。そのため、応募先がどのような人物を求めているのか意識したうえで自己PRを行いましょう。

アピールポイントが見つからない場合は、自身の性格や経歴などを全て洗い出すと案が出てくるかもしれません。

3.応募をする時の文体も意識してみよう

応募をする時の文章を作成する時は文体を意識しましょう。文章の中に盛り込む「文語体」と「口語体」の配分によって文章の雰囲気が変わります。

文章中に口語体が多くなるほど柔らかい雰囲気の文章になります。文章を書くのが苦手な場合は、プロに添削をしてもらうのも1つの手です。

個人に仕事を紹介するサービスを活用するのも大事!