ソニーが+3%超の大幅上昇! 日経平均株価は3日ぶり反発

【東京株式市場】 2019年6月14日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反発、SQ日でも売買代金はかろうじて2兆円

2019年6月14日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,116円(+84円、+0.4%) 3日ぶり反発
  • TOPIX 1,546.7(+5.2、+0.3%) 3日ぶり反発
  • 東証マザーズ株価指数 912.9(+18.7、+2.1%) 大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,303、値下がり銘柄数:737、変わらず:102
  • 値上がり業種数:26、値下がり業種数:7
  • 年初来高値更新銘柄数:53、年初来安値更新銘柄数:38

東証1部の出来高は10億6848万株、売買代金は2兆18億円(概算)となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金は小幅増加となっています。

14日は3カ月に1度のメジャーSQ算出日でしたので、それに伴う売買の嵩上げが相当に出ていると推察されます。それにもかかわらず、売買代金はかろうじて2兆円超えで、出来高は前日より減ったというのは極めて厳しい商いと言えます。アベノミクス始動以降では最も深刻な閑散相場(年末年始を除く)に向かう可能性が高くなりました。

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そのような中、日経平均株価は底堅い値動きとなりました。寄り付き直後に一時▲61円安まで売られ、再び21,000円を下回る場面が見られました。しかし、その後は前場の半ばにプラス圏へ浮上し、最後は高値引けに近い水準で引けています。3日ぶりの反発となりましたが、薄商いの影響で力強さに欠けたと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は再び1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,998万株、売買代金944億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は減少しています。売買代金が再び1,000億円を割り込むなど活況な商いとは言えませんが、閑散相場という状況ではなかったようです。

また、株価指数は+2%超の上昇となる反発で引けました。終値で900ポイントを回復しましたが、今後は個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

ソニーが+3%超高の上昇、パナソニックは連日で年初来安値を更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大きく値を上げ、ダイキン工業(6367)やユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)など指数寄与度の高い大型株も上昇しました。

また、ハイテク株の一角が買い戻され、とりわけ、ソニー(6758)が+3%超高の大幅上昇となっています。

その他では、三菱地所(8802)などの不動産株や、日本電信電話(9432)など通信株にも買い戻しが入りましたが、目立って上昇したものはほとんど見られませんでした。

一方、ハイテク株では東京エレクトロン(8035)が大幅安となり、パナソニック(6752)は取引時間中に連日での年初来安値更新となりました(終値は上昇)。さらに、NEC(6701)や三菱電機(6503)も値を下げましたが、限定的な下落だったようです。

また、総じて堅調だった自動車株の中では日産自動車(7201)がわずかに逆行安となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株の一角も下落しましたが、いずれも大きな下落には至っていません。

結局、薄商いの影響により、上昇銘柄も下落銘柄も総じて小動きに終わったと言えましょう。

新興市場(東証マザーズ)では、ジェイテックコーポレーション(3446)が値を飛ばしてストップ高となり、そーせいグループ(4565)やサンバイオ(4592)などバイオ関連株も大きく値を上げました。

一方、ユーザベース(3966)が値を下げ、シルバーライフ(9262)は急反落しています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。