金融庁の「高齢社会における資産形成・管理」において、年金とは別に老後の生活資金として2000万円が必要と提言されました。「無責任では?」との声がある一方、やはり年金不安は拭えませんし、少しでも老後資金が多いに越したことはありません。とはいえ、その手段やゴールが分からない状態ではなかなか前に進むことができません。

そこで、どのように貯蓄していくのか、いつまでに貯蓄していけばよいのかを確認しておきましょう。老後破綻の対策も合わせてご紹介します!

おすすめの運用方法は?

老後資金を貯蓄するにあたり、「お金を貯める」だけでなく「お金を増やす」方法も考えておくといいでしょう。しかし、金利水準が非常に少ないのが現状です。銀行口座にただ預けているだけは、0.001%、0.01%といった低い金利しか得られません。預貯金金額や利用状況次第では、利子がほとんどつかないばかりか、ATMの手数料のほうが高くつく可能性もあります。

そこで、運用をして貯蓄を増やす取り組みも視野に入れてみましょう。なかでも、金融庁による少額投資非課税制度のつみたてNISAは、長期的に取り組みたいと考えている投資初心者におすすめです。

メリットとして、非課税制度を利用することで賢く節約しながら投資をすることができる点が挙げられます。また、金融庁が選別した商品という安心感も大きいでしょう。老後資金を増やすためにも、積極的に資産運用をしてみてください。

老後貯蓄を取り崩すのは何歳から?