国内大手金融機関や会計士事務所、また海外のビジネススクールを卒業して晴れて入社した外資系企業に、数年の実務経験しかない若者が同じ職種で入社してくるというのを快く思わない人もいるものです。

私が転職した企業の職場の平均勤続年数はざっくり3年。これは平均なので、3年よりも短い人もいますし、長い人は10年を超えて在籍している人もいます。つまり、成功すれば長くいれるものの、そうでない場合には意外と3年未満でも会社を去っていっています。その意味でも先にいる先輩はピリピリとするのです。

外資系金融機関は年収も高いことからあこがれる人はいますが、勤続年数が短いことを考えれば、長く居続ける自信のない人にとっては、あまり居心地の良い環境ではないといえるでしょう。

最初の勤務先でのネットワークは今も健在

新卒で入社した企業からその後に転職を繰り返していくことは世代によってはあまり好感が持たれないということもあると思います。