日々の暮らしの中で必ず買わなくてはならず、家の収納で意外と場所を取るものでもある洗剤。食器洗い用にお風呂洗い用、トイレ掃除用に部屋の拭き掃除用、そして洗濯洗剤に柔軟剤、さらには漂白剤も台所用と洗濯用、あとはボディーソープにハンドソープ、掃除用のアルコールに手の除菌用アルコール……などなど、こればっかりは減らせない、と思い込んではいないでしょうか?

しかし、細かく用途別の洗剤をすべて買わずに、様々な用途に活用できる洗剤をいくつか買うようにすれば、収納スペースを減らすことも、節約することもできるのです。今回は、筆者が大いに活用している万能洗剤をご紹介しましょう。

洗濯用液体せっけんを多目的に使う

洗剤の基本=せっけんですから、ありとあらゆるものに使えます。我が家ではPAX NATURONの洗濯用液体せっけんを愛用。洗濯はもちろん、食器洗いや、お風呂やトイレの掃除にも使っています。お肌に優しいので、ハンドソープやボディーソープにも活用できますよ。用途によっては希釈して使いましょう。

洗濯で使うときは、子どもの靴下などは洗濯せっけん(我が家はウタマロを愛用)でササッと予洗いしてから洗濯機にポン。さらに頑固な汚れは、酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)でつけ置きします。多少の手間はかかりますが、それだけの効果が得られます。

また、酸素系漂白剤も万能洗剤のひとつ。食器の汚れも落ちますし、洗濯槽の掃除もできます。台所でも洗濯でも掃除でも活用して、漂白剤はこれ!と統一してしまいましょう。

汚れ・ぬめり・臭いを取る重曹

昔ながらの万能洗剤と言えば、重曹。しかも食品添加物としての顔も持っている(家庭でも、黒豆を煮る際などに使われていますよね)ので、台所周りや食器洗いにも、子どもがいる家庭でも、安心して活用することができます。