「家事負担をお金で解決」のはずが…かえってストレスになったのはなぜ?

子育て世帯や共働き夫婦など、日々時間に追われる人にとって大変助かる家事代行サービス。仕事や育児は自分でこなしたい、あるいはこなさざるを得ない状況の中、家事についてはお金を出して外注することで精神的にも肉体的にも負担を減らすことができます。

ただ、お金をかけたり外注して誰かにやってもらったりすれば解決できる家事もある一方で、いくらお金をかけてもなかなか解決できないこともあります。筆者自身の体験からご紹介します。

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お金で家事を楽にしても幸せを感じられない!?

筆者は、「家事はお金で解決できる」というのは、正解でもあり不正解でもあると感じます。それは、人によっては多岐にわたる家事の中でどうしても譲れないものもあるからです。

筆者の場合は料理でした。先日、筆者は仕事が忙しかったことと春からの環境の変化で体調を崩してしまい、家事がほとんどできない時期がありました。その間の食事は、朝食と昼食をコンビニや宅配サービスのパンやお弁当で済ませ、夕食は夫が帰宅がてらスーパーで買ってきたお惣菜をおかずに、お米だけを炊いて食べていました。宅配ピザを頼んだり家事代行サービスに依頼して作ってもらったりしたことも。

それが4日ほど続いた頃でしょうか。料理を一切していないので食事準備の負担は減っているはずなのに、筆者と夫は明らかにストレスが溜まってきていました。料理を人並みにできる筆者夫婦は、自分でキッチンに立って作った方が、できたてで自分たちの口に合う食事にありつけます。その方が、結果的に自分たち夫婦にとっては幸せを感じることができていたのです。

もちろん、自分でご飯を用意するのは食材の買い物や準備、料理、食器等の後片付けや洗い物などがありとても大変です。しかし、お金をかけて料理に関する家事自体は楽になっても、家庭全体の幸福度がアップするかどうかはまた別の話なのだと気付かされた一件でした。

解決したいのは家事そのものか、夫の家事参加への意識か

夫婦間の分担も、家事における大きな問題です。筆者の友人夫婦の場合、便利家電や家事外注によって負担が減ったのは夫だけで、妻は以前と変わらず家事をすることになったと言います。

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秋山 悠紀

早稲田大学文化構想学部出身。女子高でサッカー部、フリーター、演劇活動、編集プロダクションなどを経て独立。
子育てへの不安から1年半の保育園勤務の後、第一子を出産。
現在、長男を育てながら女性の生き方、子育て、ジェンダー、社会、旅、ドラマ、映画について執筆中。