共働き家庭、ひとり親家庭では常に「仕事と育児の両立の難しさ」に直面していると思います。子どもの急な発熱や長期休暇、忙しすぎて手が回らない家事など悩みは尽きませんよね。そんな状況を打破してくれる一つの手が、シッターサービスです。

仕事と同じように、育児にも手が回らなければ外注するという選択肢もあります。そこで、我が家で育児を外注した際にかかった費用と、効果についてお話しします。育児に手が回らなくて悩んでいる、子どもが急に発熱したけれど仕事が休めなくて困っているという保護者の方はぜひ参考にしてくださいね。

シッターさんに子どものお世話を依頼した経緯

我が家は、ひとり親世帯で実家は遠方なため、家族に子どもを預かってもらうことができません。小学1年生になったばかりの長女と、保育園に通う3歳の次女がいますが、長女の保育園が終了して小学校がスタートするまでの1週間、彼女の面倒を見てくれる人がいませんでした。

私は個人事業主のため、自宅で子どもと一緒に仕事をすることも不可能ではありませんが、そうするとテレビを見せ続けることになって長女に退屈な思いをさせてしまいますし、私の業務効率も大幅に低下してしまいます。そこで、大きな出費になるもののシッターサービスを利用することにしました。

7日間のシッター費用の総額「12万6421円」

私が利用したのは、個人のシッターさんと利用希望者を結ぶマッチングサービスです。希望日時等の条件を指定して依頼可能なシッターさんを検索し、「良さそうだな」と思ったシッターさんにお願いします。

費用は、シッターさんの経歴などによって個別に時給が設定されているので千差万別。時給1000円から3000円以上など、経歴やシッティング状況に応じて大きく変動します。「病児保育の場合は時給プラス500円、2人保育の場合はプラス300円」などのオプションもあります。

今回は、健康な長女だけをお願いしました。内訳がこちらです。

  • 1日目 午前8時半から午後6時 1万6149円
  • 2日目 午前8時半から午後6時 2万5375円
  • 3日目 午前8時半から午後5時30分 1万6724円
  • 4日目 午前8時半から午後6時20分 1万8544円
  • 5日目 午後1時から午後7時    1万2721円
  • 6日目 午前10時45分から午後6時15分 1万5416円
  • 7日目 午前8時半から午後5時   2万1452円

総額 12万6421円

ひとり親世帯の私にとって、この金額は決して簡単に出せるものではありませんでしたが、働けないことによる収入減と依頼の減少を考えると、「仕事を休む、または自宅で面倒を見ながら仕事をすること」は不可能でした。

シッターさんのシッティングに子どもは大喜び