妊娠や出産時に苦労する内容は、人によってさまざま。よくあるパターンの苦労もあれば、思わず耳を疑ってしまうような経験をしたママもいるようです。

そこで今回は、妊娠や出産を経験したママたちから、実際に味わった苦労話を伺いました!みなさん、一体どんなハードルを乗り越えてきたのでしょうか。

出産中のあるある話

あまりの陣痛の痛みに、自分でも信じられないような言動をしてしまったママも少なくないようです。痛みのせいで思ってもいないことを口走ってしまったのか、それとも普段から押し殺していた本音なのか…。そんな我を忘れた体験談を聞いてみましょう。

・「まさに陣痛と戦っているとき、側にいた夫がマッサージをしてくれました。しかし…肝心の場所がずれていて、全然役に立たなかったんです。思わず『違うだろ!』『もういい!この役立たず!』と叫んでしまいました…」

・「覚悟はしていたものの、陣痛の痛さは想像を絶するものでした。限界を超えた痛みに慌てふためき、わけが分からない状態に…。そんなとき、つい夫に『あなたとの子どもが欲しいと思った自分が不思議』『あなたを深く愛していたわけでもないのに』と言ってしまいました…。さすがに、ちょっと言い過ぎたと反省しています」

・「お産中、急に便意を感じてしまった私。『目の前に夫もいるのに、ここで便を出すわけにはいかない…』と思い、なぜか夫に『トイレに行きたい!早く行ってきて!』と意味の分からない発言をしてしまいました。夫に席を外してほしい、という意味だったのですが…これでは夫もちんぷんかんぷんですよね。案の定、『いや、俺は大丈夫だよ…?』と戸惑っていましたよ」

特殊な体験談

なかには、ちょっと変わった苦労を味わったママもいるようです。その苦労の正体は、なんと「痒み」。その辛い状況を語っていただきました。

・「妊娠と出産を振り返って、一番辛かった症状は断トツで『痒み』です。最初に症状が現れたのは、妊娠6カ月に入った頃。お腹に痒みを感じたのですが、まだ『ちょっとくすぐったいな』という程度でした。

それがだんだんと悪化し、痒みの強さも範囲もどんどんレベルアップ。痒みはお腹全体に広がり、病院で処方された塗り薬でなんとか対処していました。

しかし、その後状況はさらに深刻に。頭・手首・指の付け根・ふくらはぎなど全身のあらゆる部分に痒みが発生したのです。24時間ずっと痒くて、夜も眠れませんでした。医師から言われていた通り、出産すればピタリと収まったのですが…今度は母乳による痒みに悩まされました。

陣痛の激痛はその瞬間だけ。それに比べ、痒みは長期的で陣痛以上に苦しめられました。まさかこんなことで苦労するなんて…思いもしませんでした」

職場での苦労も