【持ち家派ママVS賃貸派ママ】持ち家が資産になるのは本当か

「家」について「マイホームを買ったほうがいい」と考えている人もいれば、「買わずに賃貸のほうがいい」という人もいます。このように考えが2つに分かれる原因は、一体どこにあるのでしょうか。大きい買い物だからこそ、いま一度「家」についてしっかり学んでおきましょう。

持ち家と賃貸の比較時は「帰属家賃」をチェック

持ち家の大きなメリットとして、「家賃を払い続けなくて済む」という点が挙げられます。ローンを払っていたとしても、完済すればそれ以降のローン返済は必要ありません。そのため、「自分の資産がほしいから」という理由でマイホームを手に入れる方もいるでしょう。

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しかし、「持ち家が資産になる」というのは事実なのでしょうか。「帰属家賃」を踏まえて考えてみましょう。

仮に、家賃相場が15万円のエリアで3,000万円の家を購入したとします。この状況は、家を購入したのに毎月15万円の家賃を支払っているのと変わりません。

もしその家を人に貸すと、家賃として毎月15万円の収入を得られます。その収入を得ずに自分が住んでいる、という考え方もできますよね。これを「帰属家賃」といいます。

家賃5万円の借家に住みながらマイホームを15万円で貸すと、差額の10万円をローン返済に充てることができます。なお、実際は空室率や税金の関係も視野に入れなければなりません。

この「帰属家賃」を考えると、「賃貸は家賃を払い続け、持ち家は賃貸が不要だ」とは断言できないでしょう。持ち家と賃貸を比較する際は、「不動産投資をするか」を踏まえる必要がありそうです。

ママ視点から見たとき

子どもを持つママは、家についてどのような考え方をしているのでしょうか。持ち家派と賃貸派の両方に話を聞いてみました。

【賃貸派ママ】
メリット:子どもの通学にあわせて自由に引っ越せる。
デメリット:将来マイホームを買う際、自分たちの年齢的にローンが組めるのか心配。

【持ち家派ママ】
メリット:部屋を自分の思うままにリノベーションできたので、理想の空間で毎日を過ごせて幸せ。
デメリット:予定以上に家族が増えたので、部屋数が足りない状態。引っ越したいが、買い手や借り手を探すのに苦労している。

子どもの人数や成長次第では、「もっと広い家がいい」「学校に近い場所がいい」と理想が変化していく可能性があります。「もっと早くに家を買えばよかった」「家を買ったけど引っ越したい」といった後悔をしないためにも、将来のイメージを膨らませておきましょう。

老後資金も視野に入れる

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。