シリーズでお伝えしている「個人投資家向けの株主優待研究」。株主優待制度は、株主は株式を発行している上場企業が提供している商品であったり、サービスの優待券であったりを手にすることができます。株式投資では値上がり益や配当が主な醍醐味ですが、それらに次いで株主優待も人気です。今回は東京楽天地の株主優待と株価動向について見ていきましょう。

東京楽天地の株主優待の概要

さて、同社の株主優待の詳細を見ていきましょう。

対象株主

同社株式を100株以上保有の株主

株主優待確定日

  • 毎年1月末
  • 毎年7月末

株主優待内容

株主カードを貸与(初回のみ発行):ご本人カード、ファミリーカード(ご本人カードは株主以外の方でも使用できます)
株主映画ご招待券:A券(紫色)東宝系劇場共通、B券(緑色)同社直営劇場通用(1シートは指定2ヶ月通用券×6枚)
※映画館のチケット売場または入場口で株主カードと株主映画ご招待券を一緒に提示し、優待番号が一致した場合に鑑賞できます。

株主優待基準

<1月末および7月末>

  • 100株以上200株未満:ご本人カード1枚、およびB券同社直営劇場通用0.5シート
  • 200株以上300株未満:ご本人カード1枚、およびファミリーカード1枚、およびA券東宝系劇場共通0.5シート、およびB券同社直営劇場通用0.5シート
  • 300株以上400株未満:ご本人カード1枚、およびファミリーカード1枚、およびA券東宝系劇場共通0.5シート、およびB券同社直営劇場通用1シート
  • 400株以上500株未満:ご本人カード1枚、およびファミリーカード1枚、およびA券東宝系劇場共通1シート、およびB券同社直営劇場通用1シート
  • 500株以上1000株未満:ご本人カード1枚、およびファミリーカード1枚、およびA券東宝系劇場共通1シート、およびB券同社直営劇場通用2シート
  • 1000株以上3000株未満:ご本人カード1枚、およびファミリーカード2枚、およびA券東宝系劇場共通2シート、およびB券同社直営劇場通用3シート
  • 3000株以上1万株未満:ご本人カード1枚、およびファミリーカード3枚、およびA券東宝系劇場共通4シート、およびB券同社直営劇場通用6シート
  • 1万株以上:ご本人カード1枚、およびファミリーカード3枚、およびA券東宝系劇場共通8シート、およびB券同社直営劇場通用12シート

送付時期

1月末:5月から10月までの6ヶ月分を4月下旬に送付
7月末:11月から翌年4月までの6ヶ月分を10月中旬に送付

株主優待内容だけではなく、株価にも注意したい

株式投資をされている方で株主優待だけに興味があるという人は少ないでしょう。