え、マンションのベランダでバーベキューに飲み会? 周りの家は超迷惑

ビジネス、今日のひとネタ

「ベランピング」という言葉をご存じでしょうか? ベランピングとは、「マンションなどのベランダで簡単な調理を行ったり、小型テントを立てたりなどして、手軽にアウトドア気分を楽しむ」というものです。

近年のアウトドアブームの流れに乗り、このベランピングも流行の兆しを見せていますが、賛否が大きく分かれているようです。

実際、ベランピングでどんなことをするの?

ベランピングは、自然を楽しみながらホテルのような快適なサービスを受けられる「グランピング」をベランダで行う、ということで始まったもののようです。

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ベランピングで行われることの幅は広く、アウトドアチェアやアウトドアテーブルをベランダに出してのんびりする、といったものから、プロジェクターで映画を見たり、バーナーなどを使って調理を行ったり、といったものまであります。

ネット上では、

「キャンプ入門にいいかも」
「気軽で楽しそう」
「電源や水の心配せずにアウトドア気分になれていい」

といった声があり、実際にベランピングの様子を投稿している人も少なくありません。

特に「子どもが小さくて外に出るのは大変だけど、アウトドアレジャーを楽しみたい」という家族や、「キャンプには行きたいけどまとまった時間がとれない」という人に人気のようです。また家族でベランピングを楽しむ家庭のベランダには、人工芝やソファーが設えてあるなど、かなり本格的な場合も多いようです。

噴出する反対意見

こうしたベランピングに、ネット上では批判の声が相次いでいます。

「非常識だし、トラブルの元になる」
「ベランダで飲み物飲むくらいならまだしも、料理するとかにおいが迷惑」
「部屋以上に声とか音が聞こえてうるさそう」
「BBQしたいならちゃんとした施設でやってくれ」

など、調理時の煙やにおいのほか、人の話し声、映画鑑賞の場合は映画の音声といった騒音を気にする人は多いようです。

多くのマンションのベランダは「共有部分」

マンションなどのベランダは、火災時などに避難経路として利用されることがあります。そのため、ほとんどのマンションでは、ベランダは入居者の専有部分ではなく、「共有部分」として定められています。

マンションによってはベランダに置いてはいけないものが決まっている場合もあります。また、消防法では、緊急時に速やかに避難できないような、避難ハッチや隣のベランダとを仕切る衝立を塞ぐといったことは禁じられています。

加えて、マンション管理組合の規約で、ベランダでの調理などを「近隣への迷惑行為」などの位置づけで禁止しているマンションもあります。

法律に問うのはなかなか難しい!?

一方で、調理時の煙やにおい、騒音などは、「頻度が高い」「健康被害がある」といった場合でなければ法的に対応することは難しいとされています。

また、戸建て住宅の庭でバーベキューを楽しむ人も増えており、こちらも賛否がありますが、ベランピング同様、基本的に法律の上では問題はないようです。

しかし、2017年には、自宅の庭でバーベキューをしていた男性が隣人に殺害される事件も起こっており、近隣トラブルの原因となる可能性があるのは確かだといえるでしょう。

アウトドアレジャーは屋外で

暖かくなり、アウトドアレジャーが盛んになる時期になると、気分転換にベランダで、たとえば本を読みつつコーヒーを楽しんだりするのもよいかもしれません。

しかし、周囲への迷惑を考えると、バーベキューやイヤフォンなしの映画鑑賞といったものは、ベランダではなく、やはりそれぞれキャンプ場や屋内で行うのが当たり前ではないでしょうか。あなたはどう思われますか?

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参考記事

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2005年創業。ビジネス書・実用書を中心とした書籍出版や企業出版、メディア・コンテンツ事業、デザイン制作事業などを手がける。

主な刊行書籍に、20万部突破の『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』をはじめ、『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』 『起業家のように企業で働く』 『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』 『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』 『自分を変える習慣力』 『鬼速PDCA』など。