お金がない状況を打破するためには、普段の無駄遣いをできるだけ減らすことが大切です。無意識のうちに無駄遣いをしていないか、ここでチェックしておきましょう。

買い物中の無駄遣いポイント

・1カ月で自由に使える金額が決まっていない
・買い物の際に買うものリストを作らない
・欲しいと思ったらその場で買ってしまうことが多い
・ウィンドウショッピングが好き
・コンビニで買い物するのが好き

買い物の予算や目的を決めておかないと、予定よりたくさんのお金を使ってしまいがちです。買い物に行く前に「いくらまで使っていい」「これを買いに行く」と決めておくように意識しましょう。

習慣的な無駄遣いポイント

・習慣的にタバコを吸っている
・お家でも一人でお酒を飲む
・仕事や家事の合間におやつをつまむことが多い
・コーヒーや紅茶などを頻繁に飲む

これらの項目に当てはまる方は、タバコやお酒などに関する出費がかさんでしまう傾向があります。全てを我慢するのは難しいですが、できる範囲で頻度を減らすようにしてみてはいかがでしょうか。

有料サービスの無駄遣いポイント

・有料サービスの利用状況をすべて把握している自信がない
・携帯やスマホの月額料金が正確に言えない
・ネット通販やECサイトが好き
・マンガやゲームなどに課金することが多い

有料サービスにおいては、「いつの間にか有料会員になっていた」「もう利用していないのに月額料金を払い続けていた」というケースも珍しくありません。明細を見直し、自分の契約状況を確かめておきましょう。

まとめ

貯蓄ゼロ世帯の割合を聞き、「仲間がいてよかった」と安心しきってはいけません。お金がない状態が続くと、蓄えがないまま老後を迎えてしまいます。日々の無駄遣いを減らし、少しずつ貯蓄を増やすよう取り組んでいきましょう。


【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

 

LIMO編集部