メンテナンスしながら一足のブーツを愛用する、そんなスタイルに憧れはあるものの、なかなか実現できない。「履き慣れるまでは歩きにくい?」、「雨の日って履いていいの?」などよくわからないから、結局いつものスニーカーに落ち着きがち。

ラフで気取らず、雨の日も気にしないで履けるブーツ。もちろん、合わせやすいデザインであることも大事です。そんな中、オーストラリアで愛されるあのブーツの日本別注を提案してくれたのは、蔵前「WEEKENDER SHOP」の芹澤氏。果たしてどんな一足でしょうか?

街履きからアウトドアまで使える

筆者も街中で見かけるたびに気になっていた『Blundstone』。キレイに履くというより、ヤレてくる味わいを楽しむぐらいがかっこいいです。

ちなみに、『Blundstone』は、1870年にオーストラリアのタスマニア島発。第二次世界大戦ではオーストラリア陸軍から請負い、50万足以上を納入した実績を持つほどの老舗シューズメーカーです。

サイドゴアはデザイン要素が少ないため、スタイリッシュに見え、色々な格好に合わせやすい。さらに同ブランドの一足は街履きで使えるスマートさを持ちながらも、アウトドアでの使用にも耐えうる質実剛健さを併せ持つ点が魅力的。

防水性・履き心地にはコダワリ


同ブランド十八番の防水性はこちらの別注ローカットでも健在です。オイルを多めに含んだレザーアッパーは防水性が高く、アッパーとソールを直接結合するインジェクション・モールド式製法は水の浸入をシャットアウト。桜が散ると、徐々に雨の日も多くなるので、今のうちに手に入れておくと丁度いいですね。

さらに、アウトドア・街履き問わず同ブランドが愛されるのは、その歩きやすさゆえ。カカトには同ブランドが独自で開発した衝撃吸収システム「SPS MAX」を配置。ブーツでありながら、スニーカー感覚で気楽に履ける履き心地に仕上がっています。

よりファッションとして取り入れやすいローカット


芹澤氏は、今回の別注ポイントのローカットに変更することにより、スタイリングの幅が広がったと言います。上の画像では、同氏は色落ちしたゆるめのデニムパンツとのコーディネートを披露してくれました。

トレンド感のあるワイドパンツにはハイカットよりローカットが相性よさそう。よりファッションとして、今っぽく使いたいという方はぜひローカットもお見逃しなく。

FACY