お金を貯めたい!と思ってはいるけれど、なぜか気づくとお給料を使い果たしている…なんてことはありませんか?新年度が始まり、「今年こそ貯めるぞ!」と決意している方も多いと思います。

そこで今回は、1年間で100万円を貯めるために守るべき「4つのルール」をご紹介します。とくに新社会人など、独身で一人暮らしをしている方向けにまとめました。毎日の生活の中で気を付けることで、支出を減らして貯金に回すお金を増やせます。ぜひチェックしてみて下さい。

独身世帯はどれくらい貯金しているの?

そもそも皆がどれくらい貯金しているのか、ご存知ですか?友達であってもなかなかお金のことは聞きにくいため、どれくらいが平均なのかを知るのも難しいのではないでしょうか。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」(2018年)によると、金融資産の保有額は平均744万円となっています。そのうち預貯金は、310万円となっています。

自分の貯蓄額と比べてみていかがですか?平均値は一部の富裕層に引き上げられてしまうので、「みんなかなり貯金しているな・・・」と思った方もいるのではないでしょうか。

そこで中央値を見てみましょう。中央値とは、保有額の少ない(多い)順に並べて真ん中に位置する値です。同調査では、50万円となっています。

またこの調査データでは、金融商品をいずれも保有していない単身世帯は5.6%となっています。貯金するのがいかに難しいかということがわかります。

まずは50万円を目指してみましょう。

※なおこの調査では、「金融資産」は「定期性預金・普通預金等の区分にかかわらず、運用の為または将来に備えて蓄えている部分」とされています。またここで言う「金融資産」に含まれる「金融商品」は、預貯金や保険、有価証券、その他の金融商品を指します。

100万円を貯めるなら守りたい4つのルール

1年で100万円を貯めるには、月8万3000円を貯金しなくてはなりません。収入を増やすのが難しいのなら、今より8万円以上支出を減らす必要があります。支出を減らして100万円を貯めるために、いつもの生活の中で気を付けたい4つのルールを紹介します。

コンビニには寄らない!飲み物はマイボトルを持って行く

出勤する時や帰宅する時など、ついつい習慣のようにコンビニに寄っていませんか?コンビニはペットボトルなどのドリンク類もスーパーより割高ですし、新製品も多く、つい買ってしまうことも多いはず。朝晩2回、飲み物とちょっとしたお菓子を買うだけで500円程かかります。1カ月30日で1万5000円です。まずはこの出費を削減しましょう。

コンビニに寄る習慣は辞めて、マイボトルなどを持参します。ボトルを洗う手間などが気になる方は、スーパーでペットボトルの飲み物をまとめ買いするのもよいでしょう。ネットショッピングなどを活用すれば、自宅まで配達してくれるので購入時もそれほど大変ではないでしょう。

外食はやめて自炊!冷凍食品を活用しよう