第一三共が大爆騰でストップ高! 日経平均株価は3日ぶり反発

【東京株式市場】 2019年3月29日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反発、期末特有のドレッシング買いはやや不発

2019年3月29日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,205円(+172円、+0.8%) 3日ぶり反発
  • TOPIX 1,591.6(+8.7、+0.6%) 3日ぶり反発
  • 東証マザーズ株価指数 955.8(+0.1、+0.0%) わずかに反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,199、値下がり銘柄数:857、変わらず:83
  • 値上がり業種数:28、値下がり業種数:5
  • 昨年来高値更新銘柄数:16、昨年来安値更新銘柄数:45

東証1部の出来高は11億7,475万株、売買代金は2兆390億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。期末最終取引日でしたが、特段の手掛かり材料もなく、盛り上がりに欠けた商いとなりました。ただ、売買代金はかろうじて2兆円を維持しています。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏での推移となりました。ただ、寄り付き後に一時+233円高まで上昇する場面がありましたが、その後は上値が重くなって一時+115円高まで上げ幅を縮小しました。

最後はやや盛り返しましたが、朝方の高値を超えることなく引けています。期末のドレッシング買いは期待外れだったと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数はわずかに反発、売買代金は37日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,924万株、売買代金1,475億円となり、いずれも前日より減少しました。出来高は連日で1億株を下回りましたが、売買代金は37日連続で1,000億円超になるなど、医療バイオ関連株を中心に個人投資家の物色意欲はまだ続いていると考えられます。

ただ、一部主力銘柄が利益確定売りに押され、株価指数はほぼ横ばいに止まりました。ここから1,000ポイントの大台回復を目指していくのか注目されます。

第一三共がストップ高の大爆騰、自動車株が売られてスズキは昨年来安値更新

個別銘柄では、海外大手医薬品企業と抗がん剤に関する共同開発提携を発表した第一三共(4568)が値を飛ばして異例のストップ高(+16%高)となりました。

また、ダイキン工業(6367)も大幅高となり、リクルートホールディングス(6098)やアサヒグループホールディングス(2502)も大きく値を上げています。

その他では、ソフトバンクグループ(9984)が上昇し、コマツ(6301)や日立建機(6305)も堅調に推移したのが目を引きました。

一方、自動車株への売りが続き、スズキ(7269)が再び昨年来安値を更新し、デンソー(6902)も同じく安値更新となりました。

また、セブン&アイ・ホールディングス(3382)は取引時間中に連日の昨年来安値更新となりましたが、その後は買い戻されて終値は上昇しています。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が大幅続落となり、ブライトパス・バイオ(4594)も値を下げました。また、EduLab(4427)が大幅反落で引け、ロゼッタ(6182)も急反落しました。

一方、ファイバーゲート(9450)が高値更新となり、串カツ田中ホールディングス(3547)も上昇しました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。