小学校で漢字につまづきやすいのは何年生? 算数などの意外な盲点とは

苦手単元を見つけるコツ

もうすぐ春休み。この時期は年度末から新年度へと変わる時期ということもあり、何かと気忙しいものですね。

子供は進級へ意識が向きがちになりますが、春休みは苦手単元を復習する絶好のチャンスでもあります。そこで今回は、小学生がつまづきポイントを放置しないようにするため、科目別の苦手単元を見つけるコツなどをご紹介していきます。

春休みは短期集中で、つまづきポイントを解消しよう

各教科でつまづいたポイントは、本人が気がついていないケースもあります。また、保護者がすぐに見つけるのが難しい場合も多いでしょう。そういった時は、ネット上にある無料の学習プリントなどを利用してチェックしてみましょう。詳しく見ていくと必ず苦手な単元が浮かび上がってくるので、そういった場合は家庭で復習をしていくことが大切です。

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それでは、各科目のつまづきポイント解消法を紹介していきましょう。

国語のつまづきポイント

筆者が個別形式の塾で講師として働いていた時、漢字のつまづきは小学校3年生から始まっていることに気がつきました。それに気づいたのは、漢字を苦手にしていた中学2年生を担当したときのことです。

小学6年、5年と遡って漢字を復習すると、小学2年生で習う漢字は9割できているものの、3年生のは6〜7割程度しか書けなかったのです。また、その中学生が間違った漢字を、国語を苦手としている他の生徒にも試してみたところ、やはり小学3年~4年の漢字から抜けが増えていました。

正しい漢字の読み書きや語句の意味を理解していないと、読解問題ができるようにはなりません。漢字を軽視せず、読解問題に取り組む前に子供の漢字力をチェックすることがポイントです。

「学校のテストは高得点連発」といっても、今の小学校はテスト前に出る範囲を教えて高得点を取る指導を行っていることが少なくないので、家庭で抜き打ちテストをすることをおすすめします。

克服するためのステップは以下を参考にしてください。特に3.は意外と盲点ですので注意が必要です。

1. 現学年の漢字テストをする
2. 理解が足りないなら前学年まで遡る
3. 熟語の漢字を適当に書いていないかチェックする

なお、公文の「にがてたいじドリル」は、つまづきやすい漢字などが出題されているので、おすすめの1冊です。

算数のつまづきポイント

算数は低学年から差が出やすい科目です。1年生では繰り上がりや繰り下がり、2年では九九などに目が向いてしまいます。しかし、隠れたつまづき単元は何と言ってもcmやmmなどの単位です。

特に2年生で習うLやdl、mlなどのカサの単位は、子供にとっては長さのように身近な単位ではないので、何度も復習して定着させる必要があります。四則計算をスムーズに解けるようにする一方で、目立たないつまづき単元でもある単位への理解を深めることも大切です。

単位は地味な存在なので、子供もハッキリと苦手意識を持たない状態にいるかもしれません。まずは、ネットの無料学習プリントや家にあるドリルなどでチェックしてみてください。ノーヒントで問題を解いて、9割近くできていれば苦手としていないと言えます。8割程度の場合は、解き方を教えて類題を何回か解くことで理解度が深まっていきます。

7割以下の場合、基本問題を繰り返し解いて土台をしっかり築いていきましょう。そうすることで、自信を持って応用問題に取り組めるようになるはずです。

理科のつまづきポイント

理科は小学3年生からスタートする科目ですが、公立小4年の筆者の子供によると、既に得意不得意の子が固定しているそうです。なぜなのか理由を聞いてみると、「理科用語を理解していないから」との返答がありました。これには正直、驚いてしまいました。

参考記事

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元塾講師。現在は3人子供の子育てをしながら執筆活動をしている。子育てと自分の経験を活かし、教育に関する情報を発信。