子どもが生まれて大学に入るまでに18年近くの時間があるわけですから、そこまでを学資保険を活用するのに合わせて、投資信託を活用して資産を増やしておくという考え方はあります。

アクティブファンドの醍醐味はリスクコントロール

もっとも、投資信託は学資保険のように保険機能はなく、また毎日株価などが変動するため、気が気でないという人もいるのではないでしょう。そうした場合には、プロ投資家であるファンドマネージャーと呼ばれる専門家が運用してくれるアクティブファンドも検討すべきでしょう。

アクティブファンドと一口に言っても、リスクを積極的に取りに行くファンドばかりではありません。プロ投資家の腕の見せ所は「いかにリスクをコントロールするか」です。

したがって、リスクコントロールをうたっているファンドには改めて注目すべきでしょう。リスクコントロールファンドは、通常、世界の株式や債券などを組み合わせて運用しているものです。これはインデックスファンドにはない機能だともいえます。