ただ、先に見たように大学を卒業するまでの教育資金を学資保険だけで賄おうとすると毎月の保険料の支出が多くなってしまいます。

先ほどの例では1000万円近くの資金が必要ですが、最近の売れ筋の学資保険は200万円程度の準備を想定しています。

そこで、併せて試してみたいのが、リスクをとりながら資産を増やすという考え方です。

投資信託を活用した教育資金準備

最近では、NISAやiDeCoといった非課税枠のある投資制度が定着しつつあるとともに、その中で活用される投資信託も身近なものとなってきました。

また、その中でもインデックスファンドはすでに活用されているという方も多いのではないでしょうか。TOPIXや日経225のような日本株はそもそも循環株式の様相を呈しているので、長期投資にはそもそも向いているとは言いにくいですが、全世界の経済は循環しながらも成長し続けるという前提に立てば世界株への投資は魅力的でしょう。